篠浦先生と中央大学文学部緑川研究室との共同研究が2017年9月にヨーロッパ脳神経外科ジャーナル『Acta Neurochirurgica』に掲載されました。
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https://link.springer.com/article/10.1007/s00701-017-3235-8
タイトル(英語)は、 『Preservation of hearing following awake surgery via the retrosigmoid approach for vestibular schwannomas in eight consecutive patients』 で、要約すると聴神経腫瘍の覚醒下手術で連続8例聴力を温存でき、世界で初めてこの技術を確立した、とのことです。
これまで聴神経腫瘍の患者に対して行われた放射線治療や全身麻酔の手術では、聴力を温存することは難しかったが、今回聴神経腫瘍の患者8人に覚醒下手術を行なったところ、手術後7人の聴力は保存され、1人は聴力が改善され、顔面神経も8人全員保存されていた、とのことです。